輸入ビジネスにおける商品検索のコツ

Illustration by Victoria Chepkasova from Ouch!

こんにちは、つんまです。



僕は輸入ビジネスで起業し今でも現役で行っているのですが、始めた当初は日本でよく売れてる商品が見つかっても、



海外のサイトでその同じ商品を見つけることがなかなかできませんでした。



商品名を翻訳アプリで訳したワードをそのまま検索かけても引っ掛からなかったり、検索結果が多すぎて探すのが大変でテンションが下がることありますよね。



今回はリサーチの作業が効率的になる、ちょっとした商品の検索のコツを記事にしてみました。


基本のリサーチ

メーカー+商品名

今回はこの商品を海外サイトで探してみます。僕はAmazonで販売しているのでAmazonのページで解説しますが、基本どのプラットホームでもやり方は同じです。


商品名は


STREAMLIGHT(ストリームライト) SURVIVOR LED サバイバー(イエロー)アルカリ電池モデル【並行輸入品】


この商品名を見て分析をします。


メーカー:STREAMLIGHT
商品名 :SURVIVOR(LED)
カラー :YELLOW(イエロー)


一番オーソドックスな検索は


"STREAMLIGHT SURVIVOR YELLOW"


ですね。この時スペースは半角で調べます。海外には全角の概念がないのでこれだけでヒット数はかなり変わります。

メーカー+型番

商品にはひとつひとつ型番があります。型番とは製品の正式な名前のことですね。


どのサイトを見ても大体商品の情報や詳細情報のところに書いてあります。


Amazonの場合商品ページの下の方にスクロールすると・・・



ありましたね。製品型番が90541とあります。メーカー+型番で検索するので


"STREAMLIGHT 90541"


と検索します。

UPC・EANで検索する

日本の製品はJANコードというバーコードで商品管理されているのはご存じだと思いますが、海外製品も同じようにバーコードで管理されているものが多くあります。


それがここで紹介するUPC・EANです。簡単に紹介すると


UPC:米国やカナダ

EAN:ヨーロッパ

JAN:日本


それぞれの地域で使われているコードなのですが、互換性があるので輸出や輸入の際に共通で使われていることが多いです。


国内外両方で販売されている商品は日本のページにもJANだけでなくUPC・EANが商品と紐づけられていることがあります。

UPC・EANの調べ方

実はAmazonの商品登録のページから簡単に調べられます。(Amazonセラーでない方ごめんなさい・・・)


Amazonセラーセントラルのトップ画面からカタログ→商品登録を選ぶと次の画面になります。




検索窓に商品名やASIN(Amazonの管理番号)を入力し検索すると



UPCとEANが出てきましたね!このコードと組み合わせて


"STREAMLIGHT 731244853489"

"STREAMLIGHT 0094718127593"


このように検索すると今まで商品名で出なかった商品もヒットします。UPC・EANが載っていない場合は


"STREAMLIGHT SURVIVOR YELLOW UPC"

"STREAMLIGHT SURVIVOR YELLOW EAN"


のように検索かけると出てくることもあります。UPC・EAN検索サイトもありますので直接検索しても問題ないです。

日本語の商品名がわからない

翻訳サイトで調べる

Google翻訳やDeepLといった無料ソフトで十分調べられますのでまずはここで検索をかけてみます。


先ほどの商品ならカタカナで「サバイバー」という文字があるのでその部分を翻訳して絞り込みます。(今回は丁寧にSURVIVORとありますが、表記ない場合)

Amazon.comで調べる

翻訳サイトで調べたワードでもヒットしなかったら一度アメリカのAmazon.comで検索します。


実は同じ商品でも海外と違う名前、メーカー表記になっていることも多いんです。


Amazon.comで海外ではどのような商品名で売られているか調べて、その商品名で他のeBayなどのECサイトで検索するとヒット数が変わります。

メーカーのページで調べる

ここで見つけるのが一番確実ですね!ただ目当ての商品をページ内で探すのが結構面倒だったりします。


どのサイトがそのメーカーのサイトかもわかりにくいですしね。そんな時は


「メーカー名 official website」


などで調べると検索上位に出てきたりします。このビジネスは検索力で仕事のスピードが大きく変わるので、どのように探すか近道を常に意識しましょう。

応用編

以前検索の仕方についての記事を公開しました


ebayで使える検索の裏技!リサーチを助ける5つの方法 - ebay輸入でフリーランスへ!~元会社員つんまのブログ~


この中のAND検索とOR検索のコンビを使い今までの検索をまとめてやっちゃいましょう!いちいちワード変えるのも面倒ですからね。


検索を試みたワードはこちら


・STREAMLIGHT SURVIVOR YELLOW(メーカー+商品名)

・STREAMLIGHT 90541(メーカー+型番)

・STREAMLIGHT 731244853489(メーカー+UPC)

・STREAMLIGHT 0094718127593(メーカー+EAN)


これをAND検索とOR検索でまとめると・・・



STREAMLIGHT (SURVIVOR,90541,731244853489,0094718127593)



できました!これで今までのポイントを全部詰め込んだ検索ワードが完成ですね。色はバリエーション検索からはじかれる可能性あるので外してます。


この検索機能を知っているとリサーチの効率がめちゃめちゃよくなるので、知らなかった方はぜひ使ってみて下さい。


*AmazonでOR検索を使うときはワードの間に,(コンマ)ではなく|(パイプライン)を入れて検索します。

まとめ

検索のコツを知っているとリサーチの精度が抜群に早くなります。リピートで仕入れる商品はこの検索ワードで検索したリンクをコピーし、


スプレッドシートに貼り付けて管理すると一発でほしい情報が見れるのでおすすめです。


あくまで僕がどう使っているか紹介しただけなので、いろいろご自分でアレンジしてリサーチの効率化に役立てて下さい。


ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。


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